日々家事や育児に追われている主婦の皆さん。
「貯金をしようと思ってるのにできない・・・。」なんて状況になるととても辛いですよね。
実は、貯金ができない主婦の多くは「疲れ」が原因になっています。
実際疲れていると頭や体が動かなくなり、新しい節約方法を実践するのが億劫になったり、そもそも貯金について考えられなくなったりします。
今回は、貯金ができない主婦が抱える「疲れ」の原因を5つに分けて解説し、最後に対策をお伝えします。
この記事を読み終える頃には、「貯金したいのにできない」という悩みの解決策が分かり、貯金への具体的な一歩が踏める事間違いなしです!
貯金できない主婦は「疲れている」
貯金できない主婦は、「疲れ」が大きな原因です。
家事や育児に追われていると、家計管理にまで気を回す余裕がなくなります。また疲れがたまると、節約をしようと思っても実際に行動に移すことが難しくなります。
例えば、貯金について考えようと思っても
- 「先に洗い物しないと・・・。」
- 「食べる物が無いからスーパーに行かなくちゃ。」
等、他にすべき事が多すぎて貯金について考える時間も余裕も無いのです。
このように、貯金できない主婦の背後には「疲れ」という根本的な問題があるので、対策を講じなければますます貯金をすることが難しくなってしまうのです。
主婦が疲れてしまう原因5選
①家庭の負担が大きい
主婦が疲れてしまう原因1つ目は、「家庭の負担が大きいため」です。
主婦は家事や育児等する事がとても多いです。
例えば
- 毎日の掃除や洗濯、料理
- 家計管理
- 子供の学校の準備や宿題のサポート
- 子供が熱を出した時の付き添い
等、主婦には沢山のする事があります。
主婦はこれらの事を日々1人でしなくてはならず、負担が大きい為疲れてしまうのです。
②自己犠牲をしてしまう
主婦が疲れてしまう原因2つ目は、「自己犠牲をしてしまうため」です。
主婦はそのやるべき事の多さから、自分の時間や欲望を犠牲にして家庭を優先してしまいがちです。
- 「カフェに行きたいけど時間が無い。」
- 「忙しくて何年も美容室に行けてない。」
など、自分の事を我慢するとストレスが積み重なっていきます。
その結果、充実感が減り、疲労感が増してしまうのです。
③体調、精神の不調
主婦が疲れてしまう原因3つ目は、「体調、精神の不調のため」です。
主婦は毎日たくさんの家事をこなしていると、睡眠時間が短くなったり、過労になる事があります。
- 夜泣きで毎日寝不足
- お弁当を作る為、毎朝5時起き
等、家事や育児の為に、睡眠時間を削る事があります。
そしてこれらの生活が続くと体力を万全に保つことが難しくなり、常に疲労感を感じる様になるのです。
また、睡眠不足や過労は精神の不調も生みだします。
ストレスやうつ状態も、疲れてしまう原因になっています。
④家族のサポート不足
主婦が疲れてしまう原因4つ目は、「家族のサポート不足のため」です。
家族が家事に対して協力的でなく、主婦1人が全ての家事を負担する事があります。
例えば
- 食べ終わった食器を片付けてくれない
- 部屋に荷物を散らかしたまま片付けてくれない
など、家族が主婦に家事を任せっきりにしていると、主婦の負担は更に大きくなります。
その結果、増えた家事への対応、協力的でない家族へのストレスで疲れてしまうのです。
⑤仕事と家庭の両立
主婦が疲れてしまう原因5つ目は、「仕事と家庭の両立のため」です。
ワーママは仕事と家事の両立による多忙さから、心身ともに疲弊しやすい状態にあります。
- 子供が保育園で熱を出した為、謝りながら退勤する
- 仕事から帰ってクタクタの状態で、夜ご飯の支度をする
等、精神、肉体的に追い詰められることがよくあります。
会社と家のどちらでもストレスが溜まり、体力の消耗も激しい事から疲労感を感じる様になるのです。
この様に主婦は、さまざまな要因で疲れてしまい、貯金が出来なくなってしまうのです。
では、疲れていて貯金ができない主婦はどうすればいいのでしょうか。
本当に疲れている時に、たった1つだけ実践するなら「物を1つ捨てる」
疲れていて貯金ができない主婦が、貯金を始める為にすべき事。
それは「物を1つ捨てる事」です。
なぜなら、物を1つ捨てる事には
- ハードルが低い
- お金の節約になる
- 時間の節約になる
- 頭の節約になる
の4つのメリットがあるからです。
時間や余裕が無く、貯金ができない主婦も物を1つ捨てる事は出来ます。
物を1つ捨てればこれらのメリットが得られ、かつ貯金への具体的な一歩が踏み出せます。
貯金できない主婦はまず、「物を1つ捨てる事」を始めると良いでしょう。
物を1つ捨てるメリット4選
①ハードルが低い
物を1つ捨てる事のメリットの1つ目は「ハードルが低い」事です。
物を1つ捨てる事はとても簡単で、短時間で出来て頭も使いません。
逆に、節約の代表である家計簿などは、その効果は大きいですが始めるのに時間と手間がかかります。
もし、貯金を始めよう!と思った時に「まずは家計簿を付けましょう。」と言われたら
それだけで億劫になってしまいますよね。
疲れている主婦でも出来る、ハードルが低い事は「物を1つ捨てる事」なのです。
②お金の節約になる
物を1つ捨てる事のメリットの2つ目は「お金の節約になる」事です。
「物を捨てたら買ったお金がもったいない!」と思うかもしれませんが、捨てる事で未来の無駄遣いを無くせるのです。
例えば、買ったものの、全然着なかった服を1着捨てるとします。
その時どんな気持ちでしょうか。
- 「衝動買いで買ったけど着なかったな。次は考えてから買うようにしよう。」
- 「安いから買ったけど結局着なかった。これなら買わない方が良かった。」
など、反省したり学んだりするのでは無いでしょうか。
これらの学びが物を買う際のブレーキとなり、無駄遣いを防ぐ事が出来るのです。
逆に物を捨てなければ学びも無く、また同じ事を繰り返してしまいます。
更に、捨てた物が「柔軟剤」など日用的に使うものだった場合、節約の効果は一段と増します。
未来に買うはずだった「柔軟剤」のお金を使わなくなった事により、大きな節約効果が見られるのです。
③時間の節約になる
物を1つ捨てる事のメリットの3つ目は「時間の節約になる」事です。
物を1つ捨てると、その物にかけていた時間を節約できます。
例として、玄関にある置物を1つ捨てる前と後での、掃除の流れを見て行きましょう。
捨てる前
- 置物を拭く
- 棚を拭く為置物をどかす
- 棚を拭く
- 置物を元の位置に戻す
捨てた後
- 棚を拭く
この様に、捨てる前と後では明らかにする事が減っています。
更に物を1度捨ててしまえば効果は持続します。
なので、物を1つ捨てるだけでも大きな時間の節約になるのです。
④頭の節約になる
物を1つ捨てる事のメリットの4つ目は「頭の節約になる」事です。
物を捨てればその物に対して頭を使ってしまい疲れる事が無くなります。
例えばお出かけの際、沢山服があるとどれを着ていこうか悩みますよね。
服を選ぶのは楽しい事ですが、実はこの「悩み」こそが頭を疲れさせる原因になっているのです。
頭は選択の連続で疲れている
人間は、あらゆる場面で選択をし、その度に頭を使い続けています。
例えば
- 朝ごはんはパンかご飯、どっちにしようかな?
- 今日は家に帰ったら何をしようかな?
など、色んな事を無意識で考え、選択しています。
ですが、余りにも選択肢が多いと頭は疲れてしまうのです。
スマホを見た後、頭がぼーっとしたり、働かなくなった経験はありませんか?
あれは、スマートフォンの中にある膨大な選択を捌いた事によって、頭が疲れてしまったからなのです。
物が多い事も同じで、あればあるほど頭が疲れやすくなる原因となってしまいます。
ですが逆に、物を捨てると頭は悩まなくなるのです。
例えば、「学校に何を着て行こうか・・・。」と、悩む事はあまりありません。
なぜなら、学校は「制服を着る」と決まっているからです。
つまり、物を1つ捨てると選択肢を1つ減らした事になり、その結果頭の負担を減らしてくれるのです。
物を1つ捨てると
- ハードルが低い
- お金の節約になる
- 時間の節約になる
- 頭の節約になる
という4つのメリットがある事が分かりました。
これらは、家事や育児に追われている主婦に余裕を持たせ、
貯金への第一歩を始めるにはとても良いメリットでは無いでしょうか。
それでは、具体的に何を捨てればいいのかについてみて行きましょう。
「1年使っていない物」は捨てる
結論から申し上げると「1年使っていない物」を捨てるべきです。
なぜなら1年使っていない物は、春夏秋冬のどの季節でも必要で無く、
今後使われる可能性も低いからです。
それでは最後に、物を捨てる具体的な手順を記載します。
物を捨てる流れ
- 自分の周りを見渡す
- 「これ最近使ってないな。」と言う物を見つける
- 「最後にそれを使ったのはいつか。」について考える
- 1年以上使っていないならゴミ袋に放り入れる!
(フリマアプリで売るのは疲れるのでしない)
「貯金できない主婦」は物を1つ捨てよう
今回は、貯金ができない主婦が抱える「疲れ」の原因を5つに分けて解説し、最後に対策をお伝えしました。
主婦は、家事の負担の大きさや、自己犠牲などの「5つの原因」で疲れてしまった結果、貯金ができなくなる事が分かりましたね。
そして、貯金できない主婦がすべきたった1つの事として、「物を捨てる事」が上げられました。
物を捨てる事はハードルが低く、更に「お金」、「時間」「頭」の節約になります。
ですので、貯金を始めたい主婦はまず、1年使っていない物を1つ捨てる事から始めてみましょう!
コメント